よくある質問

ツールの仕組み、データの出どころ、その意味について必要なすべて。

「私はどれだけ貧しい?」とは?
「私はどれだけ貧しい?」は、自国の資産分布のなかで自分がどこに立っているかを示す、無料・オープンソースのツールです。所得や純資産を入力すると、即座にあなたのパーセンタイル、全国中央値との比較、そして自国でいちばん裕福な人物に追いつくのに必要な年数が表示されます。
資産パーセンタイルはどう計算される?
WID.world(世界格差データベース)の資産分布データに対して区分的線形補間を行って算出します。データには特定のパーセンタイル群(下位 50%、中間 40%、上位 10%、上位 1% など)の資産シェアが含まれており、その間を補間してあなたの純資産の位置を推定します。
「純資産」とは?
総資産 − 総負債のことです。資産には住宅、投資、貯蓄、年金、その他の価値あるものが含まれます。負債には住宅ローン、学資ローン、自動車ローン、クレジットカード債務などが含まれます。結果(プラスでもマイナスでも)が分布上の位置を決めます。
入力データは保存・送信される?
いいえ。すべてはブラウザ内で完結します。所得・資産・個人情報がサーバーに送られることはありません。Cookie もトラッキングも解析もありません。
税引前と税引後、どちらを入力する?
税引前(額面)の所得を入力してください。WID.world のデータは税引前の国民所得 — 給与、資本所得(配当・利息・賃料)、企業利益の帰属推定値 — を、いかなる税や社会保障費の控除も行う前に集計したものです。手取りより通常 30〜50% 高くなります。手取りしかわからない場合は、税制に応じておおむね 1.3〜1.5 倍してください。
所得から資産を推定する精度は?
あくまで近似です。所得を入力すると、年齢・持家・貯蓄率・負債など最大 18 の要因を組み合わせて推定し、不確実性を反映するレンジで表示します。最も正確に知りたい場合は純資産を直接入力してください。
学歴で順位が変わるのはなぜ?
学歴は資産形成パターンの統計的な代理変数であり、価値の直接尺度ではありません。米国 SCF 等の研究では、同等の所得でも大卒以上の純資産は非大卒の 3〜4 倍になる傾向が一貫して観察されます。この相関は、貯蓄率・投資行動・キャリア軌跡・相続の可能性・企業年金へのアクセスなどの要因を反映しています。
個人単位か世帯単位か?
WID.world は「成人 1 人あたり」の値で、夫婦は均等分割(equal-split)を採用 — 各パートナーに世帯資産の半額を割り当てます。これは格差研究の標準アプローチです。入力時には「あなた個人」の取り分(共有家計なら通常半額)を入れてください。分母は 20 歳以上の成人で、未成年を含めた全人口ではありません。
年金や退職資産はどう入力する?
年金を年単位で受け取っている場合は、メインの所得欄(税引前)に入力してください。私的年金、401k、Superannuation などの退職口座がある場合は、現在の合計残高を「年金口座 / 401k 残高」に入力してください。公的年金(Social Security、各国の基礎年金など)は譲渡・売却ができないため、WID.world の資産データからは除外されています。
データはどこから?
すべてのデータは、単一のオープンソース・スクリプトが公開 API から取得します。資産シェア・所得シェア・平均/中央値資産・ジニ係数は WID.world API。人口は世界銀行 API。為替レートは欧州中央銀行。億万長者の純資産は Forbes リアルタイムリスト。税率データだけは例外で、学術論文と政府統計から手作業で整備しています。
なぜ下位 50% の保有はこれほど少ない?
資産は所得よりはるかに集中しています。下位 50% の保有は多くの国で総資産の 1〜5% にとどまります。資産は資産価格の上昇(住宅・株式)、相続、複利によって時間とともに積み上がる仕組みで、すでに資本を持つ人ほど有利になります。一方で、多くの人は資産を相殺するか上回る負債を抱えています。
億万長者比較はどう計算する?
単純な割り算です:億万長者の純資産 ÷ あなたの年収 = 同額を稼ぐのに必要な年数(税引前・支出ゼロ)。結果は年・人生・歴史的な時代といった実感しやすい単位にも変換し、格差の規模を体感できるようにしています。
資産格差は縮められる?
経済学者や政策立案者は様々な手段を提案してきました:累進所得税・キャピタルゲイン課税、相続税・資産課税、ベーシック・アセットや貯蓄プログラム、教育や住宅へのアクセス拡大、労働保護の強化。それぞれにトレードオフがあり、効果は実装次第で大きく変わります。このツールは特定の政策を推奨しません — 各自が判断できるようにデータを可視化することが目的です。
これは投資・税務助言?
いいえ。「私はどれだけ貧しい?」は資産格差データを可視化する教育目的のツールで、財務・税務・投資の助言は提供しません。個別の判断には専門家にご相談ください。
データはどのくらいの頻度で更新される?
データはすべてビルド時に公開 API から取得されます — 利用時に外部呼び出しは行いません。スクリプトは随時再実行でき、WID.world・世界銀行・ECB・Forbes から最新データを取り込めます。研究データベースは通常年単位で更新されるため、データは利用可能な最新年(変数と国により 2022〜2024)を反映します。
「私はどれだけ貧しい?」はオープンソース?
はい。コードベース全体が MIT ライセンスで公開されています。データ処理の検証、改善提案、バグ報告、独自インスタンスの運用が可能です。リポジトリ:github.com/yrunhaar/howpoorami。